歴史研究部 2025年活動報告③:プレ巡検(日枝神社)

2025.12.30

クラブTOPICS歴史研究

 歴史研究部の2025年活動報告第三弾は「プレ巡検」(日枝神社)です。プレ巡検とは、入部を希望する新入生たちに巡検の楽しさを知ってもらうために、学校近くの史跡や名所を見学する企画です。

 今年は5月10日(土)の放課後に実施され、新入生を含めて16名が参加しました。学校で昼食をとった後、日枝神社に向かいます。

 もとは太田道灌が江戸城を築城するにあたって勧請したことに始まり、現在の場所(千代田区)に移転したのは、江戸幕府4代将軍・徳川家綱の時代になります。江戸城の鎮守として徳川家からも重視された、由緒ある神社です。

巨大な大鳥居がお出迎え
豪華な神門

 今回の巡検は中学2年生の部員たちが企画しました。初めての企画に慣れないことも多かったと思いますが、こうした経験を経て、巡検に「参加する」だけでなく「提案する」側になっていきます。

中学2年生から企画の説明が行われる
いざ本殿へ!

 企画説明が行われたのち、約1時間の自由行動です。境内には、宝物殿や山王稲荷神社(千代田区内唯一の江戸時代初期の木造建築物)もあり、部員たちは興味津々な様子で境内を回っていました。

気になった点をお互いに話し合う
不思議な雰囲気の稲荷参道

 最後は「千本鳥居」として有名な稲荷参道を通って日枝神社を後にし、学校へ戻りました。こうして大きな事故やトラブルもなくプレ巡検を終えることができました。

 今回の企画を通して、新入生には巡検に参加する楽しさを、中学2年生には巡検を企画する楽しさを感じてもらえたと思います。今後、彼らが様々な巡検を企画してくれることを期待しています。

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